電動アシスト自転車の手元スイッチの防水性は無い！？ | コラム | 兵庫県川西市 鼓滝駅【サイクル工房ソラマメ】

こんにちは！

いきなり、なんやコレ？って写真でビックリですね。

これはヤマハのウィズという電動アシスト自転車の手元スイッチを分解したものです。

パネル表示が”トルクセンサー不良”でアシストも弱いという事で入庫されたものですが、

すこし点検してるとオートライト機能が反応しないのに気づきました。

電源コード入力側の近くなので光センサーが水分でショートしたんだと判断し、

新しく手元スイッチを取り寄せて交換しましたので、原因を探るべく分解したという事です。

開けてみてわかったのは、電源入力部はボンディングされており水分が侵入した形跡もなかったことです。

で、どこが水没したのかというとスイッチの左端、ニギリ（グリップ）側なんです。

ハンドルに角度が付いてるので下になる部分です。

基盤を固定するビスが4本ありますが左下についてるビスだけが頭部分に汚れが付着しています。

基盤側も水没による汚れが付着しています。

スイッチ本体の内側は水たまりが引いたように汚れの層が出来てますね。

これは水没確定です。

とはいうもののお客様は通学で使われているだけです。

途中で雨にあうこともあるでしょうが、使いかたはいたってフツーです。

今回、分解して分かったのはやはり、

トップのクリアパネルの固定方法がイケてないって事なんだと思います。

ハッキリ言って両面テープじゃダメやと思いますよ！ヤマハさん。

この部分はもっと旧モデルから懸念部分だと思うのですが、改善されてません。

ウチの子どもの自転車も同じで1万円もするスイッチ丸ごと交換したことがあります。

繰り返さないために、千円ほどで販売されてるシリコンカバーの使用を推奨します。

自転車メーカーやモデルで形状が違うのでよくお調べになってご購入くださいね。